完全会員制の絶品焼き鳥「超切腹SUPERSEPPUKU 薪焼鳥」【完全非公開】

和食

「超切腹SUPERSEPPUKU 薪焼鳥」は完全会員制。完全紹介制のため、住所、電話番号も完全非公開となっており、食べログなどのグルメ系情報サイトにも掲載されていない。

知る人ぞ知る隠れ家レストランというだけで、すでに胸が高まる人も多いのではないだろうか。

店に直接アクセスすることができず、予約もいっぱい、来店するには予約できる人を見つけて連れて行ってもらう必要があるが、それ以上の価値がここにはある。

ぜひ素敵な女性や大切な友人と「美食の常識を打ち砕く体験」を堪能してみてはいかがだろうか。

1杯目にいただいたのは子宝ラフランス。

優しい甘さでアルコールは強すぎず程良いフルーツワインをロックでいただきました。

食前酒を楽しんでいると、店長の掛け声に拍手と共にコースが始まる。

■コースフォトギャラリー

地鶏の白湯スープ

地鶏ガラを8時間炊いたもので、胃を温めるための準備運動の逸品。
半分は残して後で来る野菜と一緒にお召し上がりくださいとのこと。

薪焼きのお野菜

佐賀県産新タマネギとサツマイモ紅はるか、地鶏の白湯スープにダイブさせていただく。
もちろんそのまま食べてもOK!焼き鳥の前菜としてはとても贅沢な逸品。

そのまま食べるとねっとりした紅はるかの食感と優しくも強い甘み。
新玉ねぎも甘みが強く柔らかで美味しい。

白湯スープと合わせるとあまじょっぱくさらに旨味を引き出される味わい。
新タマネギは程よい塩味が加わりより深みのある味わいに。

地鶏のお刺身

生ハムを作る製法で丁寧にした処理がされている。
左からもも肉、胸の部位、もろみ醤油を添えて。

もも肉はしっかりとした歯ごたえ、弾力鶏肉の旨みが噛む度に溢れ出る。
生なのに臭みは全くない、丁寧な下処理がかなり効いている。

鶏皮は旨味が強い、強すぎる。。
胸の部位は想像以上に柔らかく、本当にむね肉なの?と疑いたくなるほどの柔らかさ。

もろみ醤油との相性抜群!
薬味のかいわれ大根がいいアクセントになる。

ふりそで

肩のお肉皮目をパリッと焼き上げており、プリプリの見た目もかわいらしい。

下味の塩味が程よい塩味でジューシーな焼き上がり。
柚子胡椒でピリッとさせるのも美味しい。

地鶏のつくね

まずは1口何もつけずに食べ、串の先端が出たらキンカン(卵の黄身)を刺して食べてくださいとのこと。

何もつけずに食べているのに旨味が口の中に広がる、スパイシーな下味。
卵黄の旨味がスパイシーな味付けを包み込んでマイルドな味わいになるので、何個でも食べたくなるお味。

野菜スティックディップ

左側の西京味噌のディップは、柔らかな甘みで野菜の甘味をひきたてる。
右側の珍しい国産ブルーチーズは、そのままブルーチーズを食べているような気持ちになるディップソース。

レバー

そのままいただくと外はムッチリ、中トロリの食感が楽しい

こだわりの大根おろし

カブを一緒にすりおろしたもので大根だけでは出せない甘みを含んでいる。
しゃけ節の土佐醤油をかけたりレモンを搾ったりしてどうぞ。

こんなに甘い大根おろしは初めて食べた!と感動する味わい。

フルーツトマトのおひたしとよもぎ豆腐

お出汁と一緒にお召し上がりくださいの指示。

初体験のよもぎ豆腐は最初は不思議な甘みがやってきて後味が「確かによもぎ!」となるクセになる味。備え付けのワラビはアクが全くない優しい味でよもぎ豆腐の味を強調。

トマトのおひたしは出汁がしみていてカツオとトマトはこんなに合うのか!?という気持ちになる、皮も丁寧に剥ぎ取られているがしっかり食感も残っている。

家で食べられたらいいのに…

山梨県産カイジシャモ

岩手ガモ
手前が軍鶏のもも、胸、奥がカモ

新潟県産の銀杏

モッチリした銀杏の実おいしいすぎる

静岡県産芽キャベツ

アンチョビのソースが掛かっておりますのでこのままお召し上がりくださいとのこと。
薪火焼きのかわいい芽キャベツの旨味の強さに驚くアンチョビキャベツは正義。

カイジシャモの胸のお肉

ひとつはそのままいただく、薪火のむね肉はスモークターキーレッグのような味わいでまるで燻製されたかのような旨味。

もうひとつは薬味でいただくと、柚子胡椒が合わさっても薪火の香りは負けることなく口の中に広がる味わいに。

ももの足の付け根 ソリ(左側)は、焼き目がよく着いていて香ばしい味わい。
アカと呼ばれる内もも(右側)は、弾力が強く噛みごたえ抜群だ。

砂肝

ブルギニョンバターを塗ったもの(エスカルゴに使われる緑のバターソース)
モチモチかつシャキシャキの砂肝からほのかに香るブルギニョンバターの香り。

砂肝と言えば塩派だったがこれからはブルギニョンバター派になりそうだ。

外もも 右側

スネのお肉の左側、見た目は似ているが味は全然違うとのこと。
外ももは噛み切れる柔らかさで肉の脂、旨味が強く、外ももは内ももに比べると発達しているような印象。

ぼんじり

ツヤっツヤのぼんじり
薪火は普通のぼんじりよりも香ばしいが脂がより甘く感じる気がする。

地鶏の白子

中にポン酢が仕込まれている
「?!?、!!?!」初体験の味めちゃくちゃ美味しい。

プリプリのソーセージのような皮目だが皮の中身が口の中に溢れるとムチムチの白子を味わえる。
白子自体の味わいは濃厚だかタラの白子よりもサッパリしていて驚いた。

レバーパテ

パテにされたレバーはクリーミーな食感で味わいもより甘く感じる、パンのお供にレバーパテという気持ちになる。

湯葉とうずらの卵

箸休めとして岩手がもと一緒にいただく。
真ん中は湯葉、ピンクのうずらの卵は岩下の新生姜と同じ岩下漬けだが、半熟が出てくると思わずびっくり。

岩手がも

厚切りのカモ、こんなに分厚く切られたカモを食べたことがない!

山形庄内ガモのもも肉

岩手がもよりも噛みごたえがあり柔らかさよりも弾力が勝っている。
永遠に噛み続けたい美味しさ。

田舎鶏のささみ

しっかりと薪火の香りがついていて、ささみなのに全く淡白さを感じない旨味を引き出している。

■セレクトフォトギャラリー

地鶏のエンガワ(砂肝に付随)

カモのおたふく(リンパ)左側

エンガワは砂肝に似た味わい、さすが付近の部位、シャキシャキコリコリ。

おたふくはコリコリ食感と柔らかいレバーのような食感の部位が混在している不思議な食感タレをまとっている、お肉のタレも絶品。

ハロ海チーズと一緒に鶏皮

モッツァレラチーズのようなもちもち食感のチーズ。
それぞれ単体でひと口ずつ食べた後にパリパリの鶏皮と合わせていただく。

濃厚なチーズの旨味と鶏皮の食感、旨味が合わさって今までに食べたことの無い味でした。

骨を抜いてある手羽先

手羽先とは思えないほど肉厚で「今まで食べてきた手羽先とは何だったのか?」という気持ちになる味わい。

薪火によって香りづいてずっと噛み締めていたかった。

千葉県産 水郷赤鶏のせせり

せせりは鶏の喉の部分のお肉だが、こんなに肉厚に食べられる串を出してくれるお店は今まであっただろうか?

柔らかく、弾力もあり旨味が強く絶品だった。

南九州郷土料理 鶏飯(添え物 鶏そぼろ、漬物)

薪が実際に入った鶏飯。
開けた瞬間に薪の焼けた香りが煙と共にふわっと漂うエンタテインメント。

全テーブルを回ってシャッターチャンスを提供するサービスにも会員への強い愛とこだわりを感じる。

かも肉を感じて「かも肉鶏飯ですか?」と聞くといろんな鶏肉が入っているそう。
旨味がたっぷりでホクホクの百合根が入っているのもトキメキポイント。

チンタンスープでお茶漬けにするのもオススメ。
お茶漬けにすると旨みの掛け算が増えてさらに美味しく、思わず鶏飯をおかわりしてしまった…

デザート

デザートは季節のフルーツと葛切り。

赤いのが奈良県のことかで、白いのが茨城県あわゆき。
あわゆき→柔らかな甘みと三味のバランス
ことか→強い甘さメイン

奈良県の青垣の葛切り。
葛切りは想像の5倍は弾力があり噛みごたえがあり、コシコシモチモチ

■編集後記

前回SUPER切腹うながとうでお会いした名物店員アルベルトは、本日は別店舗に出向中ということで、少し寂しさを感じた。

前回のSUPER切腹うながとう↓

■お店の基本情報

◇超切腹SUPERSEPPUKU 薪焼鳥
住所:完全非公開
座席:今回はカウンター8名
完全会員制

インスタグラム:https://www.instagram.com/superseppuku_yakitori?igsh=MWh2MTQ4YzVicndleQ==

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