「焼肉本能苑-罪と罰-」は、「にくがとう」で知られるがとうグループの手掛ける完全紹介制の飲食店。
昭和の純喫茶のような雰囲気の店内でいただけるのは、「人をダメにするほど美味しい」と噂される絶品焼肉だ。会員しか知ることのできない料理の数々、その魅力の全貌を今回は紹介していく。
まさに罪深い美味しさ!「焼肉 本能苑-罪と罰-」とは?
「焼肉 本能苑-罪と罰-」は、食通や著名人から会員制・紹介制の店舗も人気の「がとうグループ」が運営する焼肉店だ。
「がとうグループ」が運営する店舗に何度か足を運んでいたり、会員から紹介されたりしなければ、入店できない焼肉店は、プライベートな空間で食を楽しみたい方にぴったりだ。
ちなみに「焼肉 本能苑-罪と罰-」には、いくつかのルールがあるので、チェックしたうえで食事に移ろう。
メニューに載せられている料理の数々は想像するだけで、食欲をそそられる。また、別途メニューに記載されている各ドリンクは、以前までメニューに記載されている金額から0を一つ取った価格で提供されていたそう。
現在は、0を一つ減らした料金計算は撤廃されているものの、「ドリンクメニューはほぼ飲み放題の気持ちでご注文ください」というお店の気持ち通り、太っ腹な価格で注文できます。
【焼肉 本能苑-罪と罰-(前半)】
系列店の人気メニューも!本能を刺激する焼肉コース
「焼肉 本能苑-罪と罰-」のコース料理は、系列店の人気メニューからここでしかいただけないメニューまで、魅力的なラインナップとなっている。まずは、コース前半のメニューをみていこう。
新鮮なハツに薬味を添えて「ハツの刺し身」
前菜として運ばれてきたのは、「ハツの刺身」。低温調理済みのピンク色のハツは、そのままはもちろん、添えられている薬味と合わせていただくと、さらに美味しさが引き立つ。
系列店の人気メニューを堪能「鰻の罪ボー寿司」
系列店の「元祖うながとう」より「鰻の罪ボー寿司」。肉厚のうなぎをたっぷり使用した棒寿司は、食べ応え抜群。香ばしく焼かれたうなぎは、噛むほどにまろやかな旨味が広がる。
「元祖うながとう」に関する記事はこちらから
究極のうなぎ×肉料理体験!完全会員制の「元祖うながとう」とは?
お肉との相性もぴったりな前菜「マグロのタルタル」
同じく系列店の「まぐろがとう」より「マグロのタルタル」。お肉とまぐろのマリアージュを楽しめるまぐろがとうらしい一品は、お肉をいただくまえの前菜にぴったり。
そして「マグロのタルタル」を食べていると店内にアナウンスがかかる。
「メニューは前後半に分かれていて前半1時間、後半1時間のニ時間制です。後半のタレとキムチがメインです。」
まだ、前半の料理が提供されている途中だったが、俄然今後のラインナップに期待が膨らむ。
「まぐろがとう」に関する記事はこちらから
まぐろがとうの魅力!会員だけが知るマグロ・和牛・日本酒の至高の組み合わせ
胡椒を利かせたタンに絶品ホルモンまで「塩皿」
前半のメインとしてやってきたのが「塩皿」だ!霜降りのお肉や新鮮なホルモンが並ぶさまは、圧巻の光景。
「食べるときは、右上のタンから左回りでお食べください」とのアナウンス通り、順番にいただいていく。
塩、ごま油、レモン、3種の味付けでお肉を楽しめる。塩皿に載せられた札に書かれた食べ方で、それぞれのお肉を堪能しよう。
「下町ペッパータン」は、程よく脂が乗っていて、柔らかな触感を楽しめる極上のタンだ。焼き加減は、焦げ目がつくまでしっかり焼き、レモンたれにつけていただく。
ピリッとコショウが効いているジューシーな牛タンは、塩とレモンのシンプルな味わいが牛タンの旨味を引き立てる
続いて「シキンボ」というソトモモのお肉を堪能。程よく歯ごたえのあり、噛むほどに牛特有の旨味がブワっと溢れ出します。焼きすぎずにさっと焼きでいただくのがおすすめ。
もう一つの赤身肉「シンシン」は、ふとともの中心近くのお肉です。噛めば噛むほど旨味と脂が溢れて来るので、「ずっと口のなかにあってほしい」という気持ちにさせられる。
「塩皿」の最後には2種類のホルモン、レバーが待っていた。「しろやん」「ハツモト」「レバー」は、それぞれ味付けされている状態だが、ごま油と塩を付けると、さらに美味しさが引き立つ!
まず、「しろやん」は、弾力のある食感と、噛むたびに溢れ出すコクを楽しめる。そして心臓の付け根にあたる「ハツモト」は、コリコリとした食感を楽しめて、「牛の心臓を支えていたんだ」という確かな証を感じさせる。
「レバー」は、そのままで食べてもおいしいが、やはり塩、ごま油の組み合わせは最高。ごま油をレバーにまとわせることで、よりまろやかで香り高い味を楽しめる。
お口直しにぴったりな爽やかアイス「喫茶店ももシャーベット」
箸休めとして提供されたのが、「喫茶店ももシャーベット」。前半と後半の中間のデザートを食べると、口の中にいた肉の脂が洗い流されていく感覚に。桃の優しい甘みで幸せな気持ちになれる。
シャーベットを食べていると、前半のメニュー表が回収される…。ここから遂にお店自慢のタレを使用した焼肉とオリジナルのキムチを味わう後半がはじまる。
【焼肉 本能苑-罪と罰-(後半)】
人をダメにする肉&キムチとは?
「焼肉 本能苑-罪と罰-」のコース後半では、開発に3年かかったというこだわりのキムチと人をダメにするほどの美味しさといわれるタレでお肉をいただける。
本能を刺激する料理の数々をみていこう。
開発に3年かかった逸品「手揉みオリジナルキムチ」
後半のテーマは、人間をダメにする本能のタレ&本能のキムチだ。ご飯とお店自慢のキムチは、なんとおかわり自由!
開発に3年かかったという人間をダメにするタレを使用した焼肉との相性も抜群だ。
サシの入った上質な肉が食欲をそそる「特選リブロース」
最初に運ばれてくるのは「特選リブロース」。鮮やかなピンク色で、きれいなサシの入ったロース肉はまさに罪。
タレにどぼんと浸したが最後、ごはんを食べずにいられない!!!
旨味爆発!!!おいしいものは脂肪と糖でできている!!!
ロース特有の柔らかな触感と、濃厚な旨味を秘伝のタレが、さらに引き上げている。
そしてここでようやくご飯が到着!!
2枚目は、キムチをロース肉で巻いてご飯とともに食べる。タレとはまた違った美味しさに震える。
シャキシャキのキムチとリブロースの甘味は相性抜群。キムチの程よい塩気と、濃厚なリブロースの旨味で、ご飯を食べる橋が止まらなくなる!
厚切り豚肉とサンチェがベストマッチ「サムギョプサル」
「豚のサムギョプサル」は、続いて白ネギとサンチュと共に。分厚く切られた豚肉は見た目だけでもインパクト抜群。
サンチュを食べるためにこの分厚い豚バラ肉の脂があるんだなと思うほどの、濃厚な旨味。
豚肉を一番おいしく食べられる調理法が、サムギョプサルなのかもしれないと錯覚するほど。
噛まなくても飲めそうなほどの柔らかさ「飲めるロース」
「飲めるロース」は、網の上にザッと広げてさっと焼きで召し上がれとのこと。
メニュー名通り、噛まなくても飲み込めてしまいそうなほど、柔らかなロース肉は絶品。
人をダメにするほどの美味しさを誇る自慢のタレにつければ、ご飯のお供としてもぴったりだ!
サッと焼きで味わう大判の肉「特選サーロイン」
人間をダメにするタレでいただく「特選サーロイン」。さっと焼きでもよく焼きでもおいしくいただける一品だ。お店の方いわく「大判なので1枚ずつ焼いてくださいとのこと」。
ミディアムレアなお肉が好きなので、さっと焼きでジューシーなまま堪能。
程よくサシの入ったサーロインは、舌の上に乗せると溶けていきそうなほど、柔らかなでまろやかな味わい。
多幸感を感じるお肉の盛り合わせ「赤身切り落とし肉(大)」
「特選サーロイン」を食べ終わると、後半メニューにはないお肉の盛り合わせが運ばれてくる。
最後にサービスで出していただいた「赤身切り落とし肉(大)」は、大・中・小からサイズを選べるのが大変ありがたい。
さまざまな形にカットされている赤身肉は、どれも柔らかく旨味たっぷりで多幸感に包まれる。切り落としというだけで、サービスとして提供してくれるなんて、お店も太っ腹だ。
ちなみにお肉のお供に選んだドリンクは、「罪を重ねるレモンサワー」。何度も頼むと罪重ねる(積み重ねる)ことができるという遊び心の効いたネーミングが特徴的だ。
ライムで変化する味に注目「ライム冷麺」
締めにぴったりな「ライム冷麺」。まずは、ライムを入れずにそのままいただく。かつおの出汁が効いたスープとコシのある麺が絡むと、まさに至高の味わいだ。途中からライムを絞ると、より爽やかな味と香りを楽しめるのが魅力的な一品だ。
そして冷麺の後、コースのデザートとして提供されるのは「人をダメにするアイスクリーム」だ。
名前通り、罪と罰に包まれた罪悪感たっぷりの濃厚な味わいのアイスクリームでした。中身は企業秘密で…。ぜひ予約して、実際にいただいてみてほしい。
ちなみに、私自身すぐにでも予約を取りたいところだったが、お店は大人気。次回の予約は来年…を通り越して再来年2026年の2月に。本当にすごい人気だ…!
▼お店の基本情報
・焼肉 本能苑-罪と罰-
・住所非公開
・完全紹介性
・公式インスタグラム https://www.instagram.com/honnouen_official/